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2011年10月21日 (金)

島国根性について

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 日本人を評する時に、よく「島国根性」という言葉が使われます。島国根性とは、響きからして、知らない人でも悪口だなとわかります。その内容は、排他的で、よそものをよせつけず、仲間内で固まり、小さい利益にこだわり、中々本音をあかさず、仲間の中でも目立つことを嫌い、浮き上がらないように言行に最新の注意を払うというものです。目立つものは「出る杭は打たれる」とばかりに、皆で足を引っ張り潰してしまいます。よそから新参者が入ると、笑みを浮かべてジッと遠くでみて、力がないとわかると過剰に干渉し同化することを求め、同化しないとなると一転排除にかかるというものです。要する、息のつまる社会です。組織には序列があり、序列に従うことを求められます。長年このような組織の中にいると、このことが普通に振る舞っても疲れなくなりますが、その域に達するまでには、時間がかかります。

 おおかれ少なかれ、日本型の組織には、このような傾向が残ってます。お客様と接する業態においては、このような関係を徒弟制度として叩き込みますので、番頭と丁稚のような関係が、現在も色濃く残っているものと推測します。読売の発言小町を読みますと「辞めます」というトピがたってますが、この関係を築く前に辞めたということになります。外国の方も、外見親切で日本のファンになって、日本の会社に入ったら島国根性丸出しで、耐えれなくなり辞めて、日本の見方が変わった方は多いのです。

 この島国根性は、昨日今日作られたものではなく、千年も農耕民族として生活するうちに形成されたものですので、日本人のDNAに深く刻まれてます。カルロス・ゴーン氏は自身の回顧録『Shift』の中でこう書いている。「もしあなたがフランス人で、日本に来たとしたら、ほんの少しでも制度を変えられる可能性は全くない、ゼロだ」。外国から様々の思想、文化が導入されても、島国根性で書き直されてしまい、最後は跡形もなくなり日本化したものになります。日本の文化が特異な所以です。いいものか、悪いものか。貿易自由化で非関税障壁が撤廃されても、日本市場の開拓は困難を極めると思いますヨ。もともと地道な商売をするつもりがないから関係ないか。お粗末。

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