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2012年4月15日 (日)

日銀の観測とは裏腹に不況は厳しさを増している

 ネットを見ていたら、AV業界の不況についての記事がありました。いまや個人的なマニアが好むAV業界ですが不況の波には勝てないようです。以前は5人から10人程度のスタッフでホテルなどで撮影していたものが、女優と監督が男優を兼ねて、監督が撮影スタッフも兼ねて、友人の部屋を借りて撮影しているそうです。昨年までは行われた花見も今年はなしとのことでした。元記事
 AVなどは嗜好性のつよいものですから、最後まで残る筈ですが、不況の波は、ここも押しつぶしそうです。テレビ業界が不況とは、スポンサーの不況でここ数年言われ続けてきたことです。経費の安上がりの芸人を使用して、数時間ぶち抜きの番組ばかりです。最後に芸能の末端にぶら下がるAV業界まで来たということです。これの流れは価格破壊ということで風俗産業にまで押し寄せており、その影響をAV業界が受けてます。風俗が年金日にお客で一杯になるのは良く知られた事実です。価格破壊でお手頃な価格になったということです。一事を抜き出して全部を推測するのは無理とは承知してますが、皮膚感覚は、よく当たるものです。日銀の観測は、景気踊り場、持ち直しの気配などといってますが、そのような楽観的なことを言ってますと危ういと思います。
 デフレで資産家は、現金の選好が極めて強く、その他の大衆は、デフレで賃金下落の状況にあり、買いたくても買うお金がない状況が続いてます。しかも、賃金獲得の唯一の手段である職場からも常に切り捨てられる不安の中にいます。財布の紐が固くなるのは当然です。

 加えて、政治不安、増税不安、年金不安、財政不安、国債下落不安、医療不安、介護不安、生活保護、人口減少、高齢化、無縁社会、孤独死・自殺、大規模地震・津波不安、原発不安、円高、家電不況、自動車会社不況、新興国の追い上げ、原油不安、欧州危機など社会の不安定化要因が幾重にも重なって、思い切ってお金を使用できるのは、限られた健康で文化的な生活のできる椅子取りゲームに座った人だけです。
 このように社会全体が縮んでいる状態の時には、財政出動が常道ですが、財政の極度の悪化で政策を打ち出せません。過去の麻生内閣以降、幾度も補正予算を組み挑戦してきましたが、回復軌道に乗りません。思うに、末端までお金が回ってないということだと思います。さらに、例え、末端にお金が回ったとしても上述のような不安定化要因がある中では需要として喚起するまでには更に工夫が必要です。この難問を解くことは相当に難しそうです。

 このように本来解けない難解な問題を解くときは、維新の会のような政党が躍進するのでしょう。本来解けない問題をバッサリ切り捨てるのですから、相当な痛みがあることを承知しなければなりません。これは、これで一つの方向です。目端の効いた人は擦り寄っているのでしょう。社会が煮詰まると明解な解を求めるものなのですね。歴史は繰り返すとは良く言ったものです。さて、どうなるか。

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