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2012年4月 2日 (月)

均衡ある国土発展が徒となって返ってきた

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 4月1日NHKでインフラ危機について放映してました。1950年代から60年代に爆発的に整備したインフラが設置後5,60年を経過して一斉に更新時期を迎えているというものです。その費用は、見積り不能で8割の自治体が更新台帳もなく現状の把握さえできないとのことでした。

 均衡ある国土の発展ということで、全国津々浦々まで上下水道、電気、ガス、林道、農道などの道路、橋、体育館、公民館、図書館などの公共施設を設置しましたが、いまや莫大なインフラの更新という問題が降りかかってくるというのです。座して物理的崩壊を迎えるのか、あるいは更新を放棄して中心地のみ更新するかという問題です。中心地のみ更新するにしても何百兆円という予算になることは容易に想像できます。コンパクトシティを目指そうにも総論賛成、各論反対で住民エゴで前に進まないとのことです。結局座して物理的崩壊を待つばかりのようです。

 折しも、国の借金はGDPの2倍であり、人口は減少していき、高齢化にともなう年金、健保財政は危機状態、産業は、競争国に追い上げられ、地震活動期に入り、加えてインフラ更新問題まで加わると、日本の円が長期的に円高になる要因はどこにもないことがわかります。
 とても、尋常の方法では解決できるとは思えません。いずれにしても厳しい時代が来ることは必至です。あとから考えると現在が夢のような世界と思える日が来るかもしれません。

「憂き事の尚この上に積もれかし限りある身の力試さん」という気持ちの政治家が現れることを切に望みます。後世、安倍総理は「日本中興の祖」と言われることができるか。歴史的実験が始まってます。13.1.12

補足

 米国も1980年代からインフラの更新問題に直面していますが、コンパクトシティという概念を導入してなんとかやってます。多分、日本も大丈夫と思いたい。

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