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2012年4月10日 (火)

道理を弁えない代議士、国民

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 昔を思い出してみると、病院は高くて風邪を引いた位では病院へ行きませんでした。病院に行くということは、余程のことでした。それは、生活も貧しく病院代が払えなかったからです。電話も高くて内地に電話するのも余程のことで、大体電報ですましてました。ですから、助かると分かってもあまりに高額なために治療を諦めることは当たり前でした。これは、ない袖はふれないという道理が生きていた証拠です。その昔は、乞食がいて物乞いしてました。乞食にはなるなというのが皆の共通認識でした。生活保護を恥じない意識、もらわなければ損という意識、生活保護でパチンコをする意識は、どのように考えても亡国の論理です。入りを量りて、出ずるを制するのは道理です。この原則を踏み外すと人様の金に手を出すか、返す当てのない借金をすることになります。
 翻り、日本の財政の現状を見ると、この道理を踏み外しています。42兆程度の収入に対して96兆の支出をするなどは、完全に道理を踏み外しています。その辻褄は、返すメドの立たない借金であわせてます。
 まず、この不道理を改めるには、道理に基づき、収入の中で生活することを図るべきです。聞くところによると福祉予算が膨らむ財政の原因と言われてます。であれば、昔の生活に戻り、高額医療を断念することは当然です。生活保護世帯の医療費無料も今はできないのです。国の世話になり、そのようなことは今はできないと知るべきです。我が国の財政事情からはせいぜい貧窮院を作る程度しかできないのです。高額医療費の還付も今はできないのです。それぞれが自己の懐の中で受けるべきものなのです。義務教育でさえ例外ではないのです。このようなことを言うと、憲法25条を楯に、健康で文化的な最低限度の生活をする権利はどうなのかと福祉ゴロの学者先生は言うかもしれませんが、道理から言うと返す当てのない借金で医療を受ける方がはるかに道理に、人倫に反しています。人間としてあるべき姿から離れてます。自分の苦しみを他人様に押し付けるほうが余程道理に反しています。同和問題も人権を楯に同和ゴロがアンタッチャブルとして誰も文句を言えないようにして、利権を漁っていることは衆知の事実ですか、いまは国の財政も厳しく人権を楯とっても要望は叶えることはできないのです。年金も例外ではありません。持続可能な水準まで支給開始年齢の引き上げ、減額は当然です。パートの厚生年金加入、成人年齢の引き下げによる年金納付人員の拡大で対処できないことは明確です。返すメドの立たない借金で生活をしてはいけないのです。
 福祉ゴロといい、同和ゴロといい、右肩あがり時には、シロアリのごとく国家財政に寄生しても問題は弊害化しませんでしたが、いまのような財政の時には、自分の苦しみを他人に押し付けることは人倫に反している、道理に反していると知るべきです。耳元障りの良い言葉で人の歓心を買い都政を大赤字にした美濃部都政を持ち出すまでもなく、入りを量らず出ずるを放漫にすることは、理念倒れの革新勢力の陥りやすい欠陥です。
 この道理を代議士の先生は知るべきです。この道理を国民に説くべきです。返すあてのない借金で健康で文化的な生活を送ることは、自分の苦しみを他人に押し付けていることですから、完全に人倫に反しています。必ず破綻すると知るべきです。道理に反したことを言って票を買うことは、乞食です。選良の名が泣きます。

  しかし、この議論は、20年前には、意味のあるものでしたが、飲み食いしてツケの先送りしてきた今となっては、無意味です。日本の国家財政は、このようなことでは改善できない所へ来ています。やはり、ハイパーインフレで強制的に徴税するしか道はない筈です。

朝日朝刊4月12日経済気象台

「自民党にまた、日銀法改正の動きがでた。円高、デフレ脱却に向けて日銀の対応が手緩いとし、政府が目標を決めて日銀がそれに責任をもって方策を打ち出す。効果がでなければ、総裁や審議委員に責任を取らせるというものだ。・・・・金融市場は今、日銀によるデフレ脱却の効果がなく、金利も上がらないことを前提に動いている。

 この状態で仮に、日銀がインフレに動くとどうなるか。通貨量を増やすと、インフレ予想とともに長期金利が大幅に上昇して、国債を大量に保有する金融機関は経営危機に陥る。政府は利払い費が大幅に増加して財政が圧迫される。

 ・・・長期金利が2%上昇すると生保で14兆円、メガバンクで7兆円以上の損失を被るという。こうした金利上昇は、金融機関に致命的な打撃となり、国債の買い手がいなくなる。政府は大量国債の消化に困るばかりか、利払い費が現在の7兆円程度が倍以上になる。

 つまり、日銀の政策が政府の期待どうりになると日本の金融は財政は立ち行か なくなる。さりとて日銀が国債を全額引き受ければ、資本主義の根幹が崩れる。自民党の真意を知りたいものだ。」

 自民党が目論んでいるのは、通貨量で刷り負けないこと、運よくいけばデフレを突破できる。悪くしても最終手段のハイパーインフレで膨大な赤字をチャラにできる。これだと大型景気対策として国民受けもよく、代議士も一蓮托生ですので文句なし。劇薬ですが、当ブログの勧める方法です。この構図は、座して死ぬよりはましと、わずかな望みを託して、行き先も教えられずに太平洋戦争に突入していった構図と非常に似ていると思いませんか。

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