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2014年1月16日 (木)

未婚の解消について

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 自民党の少子化対策は、街婚に援助金を出すような心もとない対策しか思いつかないようです。識者をいくら集めても抜本的対策が打ち出せないようです。

 それは、結婚とは、扶養者にとっては、とても引き合わない代物になっているフシがあるからです。即ち、近代結婚制度の前提は、家に対する揺るぎなき信頼、家長制度、夫と妻の分業制度、女性の譲り合いによる家制度の維持、右肩上がりの経済、子供に対する揺るぎなき信頼すなわち子供は優良資産という考え方を前提としてます。
 しかし、そのすべてが崩壊しつつあります。加えて、結婚にたいする幻想の崩壊、日常生活の電化・外注化による主婦に対する必要性の低下、性欲の低下及び外注化など現代特有の条件が重なってます。

  もう少し具体的に言えば、料理は不味く適当、後片付けなし、セックスはさせない、掃除はしない、口汚く罵る、亭主の金を巻き上げる、昼は寝ころんテレビ鑑 賞でセンベイホリホリ、できた子供はボンクラ不良資産、親の介護などお断り、亭主が具合悪くなれば離婚、世間の目・体裁はない、守る家もなし、ときては結婚とは、搾取されるということと同義になり、男にとって意味がないということです。

 ですから、結婚とは、一億五千万円の買い物をすることと目覚めた非婚主義者については、最初から除外して考えるべきです。対策が無駄になります。結婚について、未だ幻想を抱いている結婚したいが、できないという未婚者に限って対策を打ち出すべきです。非婚主義者は、税金面で結婚制度を支えてもらえば良いのです。まず、対象者を限定することが第一歩です。

 さて、男女を結婚させるには、まず知り合うことが第一歩となります。少し前までは、我が国の特性にあった、お見合い制度がありました。しかし、数々の欧米からの批判もあり、個々人が恋愛の中から、両性の合意に基づく、婚姻へと変遷してきました。一見合理的に見えますが、現代のように労働者のすべてが賃金労働者になった現在では、毎日が家と職場の行き帰りに終始し、とても出会いの場がないのが普通の形態です。しかも、我が国の恋愛、不倫に対する潔癖な道徳観もあり、社内恋愛はご法度が普通です。

 お見合いに頼らず、社内恋愛はダメとなると、通勤での出会いか、平日労働時間外の出会いか、土日・休日の出会いかしかありません。そこで、異性が出会うべくサークル活動、各種講習会・スクール、勉強会、はては、民間の結婚相談所に頼ることになります。これは、現在行われていることばかりです。しかし、成果が上がらないのが現状です。これは、個々人に任せていては、ジリ貧になることを教えています。

 農村などでは、日本人の希望者がいないので、中国、比国などなどからお嫁さんを迎えて、混血に対する偏見の減少もあり、一定の成果を挙げています。これは、供給先の多様化という方向です。

 男女のマッチングという面での対策として、街婚が考案されましたが、成果は刮目すべきものではありません。これは、ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たるという方向であり、非効率です。

   男女マッチングの要諦は、割れ鍋に綴蓋です。効率的に男女マッチングを行うには、あらかじめ、ふるいにかけることが必要なのです。これは、日本が昔行っていたお見合い制度が該当します。味噌糞で鍋にあう蓋を探索するよりは、予め鋳物、アルマイト、ステン、フライパンなど材質に分けて鍋、蓋を探すほうが効率的です。この方法は、膨大なネット情報の中から関係する情報を検索する技術として既に使用されている方法です。

 要するに、欧米流の個々人の恋愛の中から、両性の合意に基づいて結婚相手を偶然にまかせて闇雲に探索する方法は、我が国の実状にそぐわないというだったのです。この方法は、男女に恋愛の伝統、社会風習があればできないことはないのですが、我が国の実状とかけ離れてます。闇雲に探索する方法で目指す解に到達するには、出会いの機会を増やす以外に方法はありませんが、日本では、それは「女たらし」として軽蔑・唾棄される存在です。ドンファンなど横文字を使って一時啓蒙しようとしましたが、定着せず「女たらし」の地位は不変です。

 また、三高といって要求水準を妥協しないことも行われた結果、探索の機会はより一層限定されることになりました。近頃は、それが、非現実的探索方法であることに気づいたのか、女性側から自己のスペックと比較して妥当な相手を探索する傾向があるようです。しかし、35歳以上になって、安易に同年齢の異性を探索し、現実に愕然としています。

 要するに、欧米流の結婚風習はダメだったということです。何事もやってみなければ分からないものです。後付けでそれ見ろと学者の方がいいそうですが、実際は猛反対はなかったのが実状です。転ぶ前に予見することは難しいものです。

 昔から過ちを改めるに憚ることなかれといいます。お見合い制度を、現代流に復活させるということが解決策になります。現在行っている市町村の婚活パーティとは違います。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるはダメなのです。

 行政がお見合い希望者を募り、行政婚活ボランティアの有志が仲人となり、家柄、土地柄、親族、資産、借金、学歴、成績、病歴、癖、性格、清潔感、身長、体重、容姿、健康、職業、専業主婦の希望の有無、共働きの可否、相性、仲人のカンなどあらゆる点から検討して、割れ鍋に綴蓋の相手を選択して、仲人、双方の両親、あるいは後見人立会いのもとにお見合いする制度にすべきものです。当然ですが、お見合いの対象者から除外される方も出てきます。

 また、行政が結婚させた婚姻関係を永続させるために、夫婦、双方両親に結婚制度について講習を義務付けることも必要です。予備知識もなく、婚姻関係を継続させるよりは、あらかじめ婚姻にともなうトラブル回避策を教授することは、婚姻関係を永続させるための武器になります。

 昔でしたら、お見合い相手は、町内の有力者が見つけたものですが、近時、個人情報保護の壁に阻まれ、トラブルの忌避の風潮もあり、昔流のお見合いを復活させることは不可能に近い。よって、行政の介入が必要になります。行政は結婚トラブルの訴訟も当然引き受けることになります。

 このような制度を行政の中に組み込むことが未婚解消対策となります。未婚対策は手間も暇も金もかかるものなのです。とても営利目的ではワリにあわないものなのです。もし、このような制度を現行結婚相談所に任せると一組数百万円という金額になる筈です。それ故仲人は、行政ボランティアという名誉職に頼らざるを得ないものなのです。

 人口の減少は国運に関わるものですので、予算を使う価値はあります。また、富裕な非婚者から税制面で婚姻制度を支えてもらのは当然です。

行政の動き

独身男女の出会い仲介「結婚サポーター」 少子化解消へ和歌山県が募集

補足

 現行結婚制度は、家同士の結合を目的とするものですが、両性の合意のみに基づく、もっと緩やかな契約制度が必要です。フランスなどでは、事実婚という契約制度があるようですが、婚姻中の浮気も認めるし、片方の一方的契約破棄で婚姻を解消できる、身分保障は結婚制度と同等とのことです。

 この制度は、現代に適合した制度であり、扶養者にのみ荷重に負担をかけないという点でも優れています。現行結婚制度は家を中心とした制度設計であり、家制度が崩壊し、核家族、無縁社会といわれる現代に適合してません。

 自民党は夫婦別性でも揉めてますが、時代は更に先へ進んでいます。勿論、現行家制度を中心とした婚姻形態も当然認められるべきですが、多くの方の実状にあった事実婚のような契約を前提とした結婚形態を早急に法律として制定すべきです。現状は家制度はほとんど機能してません。家長制度、長男の嫁は死語です。婚外子にも平等の相続を認める最高裁判決もあり、機は熟してます。

  事実婚のようなゆるやかな結婚制度は、都会で孤立した高齢者の老後について、自宅介護を数年でも行える素地をつくるもので有用なものです。また、高齢者の結婚は、遺産相続が常ににつきまといますので、結婚当初に婚姻契約書で遺産問題も解決しておけば、高齢者の結婚のハードルは下がります。

 婚姻契約書は、現行婚姻制度でも適用可能です。家と家が結びつき運命共同体になり、どのようなことも要求できるというような前近代的な婚姻制度は既に存在しません。DVなどというのは、俺のオンナにすれば、婚姻相手を奴隷のように扱える、借金のカタにソープでも働かせることができるという誤解から生じてます。ストーカーも同根です。

 そもそも人類の婚姻のグダグタは、親にも見せたことのない性器を見せないと生殖ができないという哺乳動物の宿命から生じてます。この行為が双方とも無限責任が生ずるという誤解を生んでます。これの誤解の解消はフランスなどで実行されている事実婚中の不倫も許されるという法律を制定することで「オレの女」、「アタシの男」という誤解を打破する必要があります。もっと緩やかな貞操関係の構築で誤解を解くのです。婚姻は純然たる契約であることを再度確認する対策が必要なのです。

 結婚に際しては、双方とも義務教育最終年限の成績をお互いに確認し合うべきです。また直系において精神疾患がないことをお互いに確認し合うべきです。これはナチスドイツのようでもありますが、学問の知見にを完全に無視して、少数者の権利保護のために大多数の権利を損なうという誤りをしています。婚姻の結果責任は無限定に負えという社会風潮ですから、学問の知見は最大限度に活用すべきことは当然です。

 婚姻契約を無限定な契約制度から婚姻契約書、婚姻契約特約書をつけた限定された契約である結婚制度へ変更すべきです。

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現行結婚制度を早急に見直す必要があります

 

 

 

 

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