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2014年6月24日 (火)

酒は百薬の長について

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 1世紀の初め頃、中国には前漢と後漢の間に14年間続いた新という王朝がありました。この国は、前漢の外戚に当たる王莽(おうもう)が、前漢の幼帝を退けて自ら帝位について建国したものです。その政治は、中央集権的な国家管理を強めたもので、酒、塩、鉄は政府の専売としました。

 その布告に「それ塩は食肴(しょくこう)の将(しょう)、酒は百薬の長、嘉会(かかい)の好(こう)、鉄は田農の本」(漢書、食貨史)とあります。即ち、塩は、調味のもと、酒はどのような薬よりも心身に効き、宴会になくてはならないもの、鉄は農工用具のもと、故に人民は大いに用いるべしとするものです。
 しかし、政府の役人と商人が賄賂で腐敗したので人民は苦しみ、やがて内乱がおこり、新は滅びました。兵士達は、王莽の死体を「之を節解し臠(れん)す」と記されてますので、バラバラにして刺し身にしたとのことです。(古代中国には人肉を食する風習があります。)

 しかし、王莽の残したコマーシャル「酒は百薬の長」は語呂もよく今日まで残っているものです。この格言のようなコマーシャル「酒は百薬の長」を信じて酒を薬と間違えて飲み過ごすと身を滅ぼします。

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