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2015年10月11日 (日)

老害について

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 力山を抜き、気世を蓋うという方も、定年と同時に毎日が日曜日となりほぼ引きこもりの生活になります。

 これをモッタイないと思うか、後進に道を譲ると思うかです。

 太平洋戦争或いは大東亜戦争において、主導層の一掃が、その後の日本の発展に寄与したという評価もあります。否応なしに若手が抜擢され、旧弊にとらわれずに縦横無人に手腕を発揮できたという評価もあります。

 読売新聞の社長さんは、90歳程度になる筈ですが、一線を退くと訴追が怖いのか、後進には道を託せないと考えているのか凡人には分かりませんが、俺が日本を導くと考えているようです。死ぬ直前まで権力は、断然離さないと考えているように見受けられます。

 そのような考え方もあるでしょうが、世間一般には、老害といわれてます。90年も生きていれば、人の弱みの握っていることでしょう。蔓延った人脈も蔦かずらのようなもので、いかような人も搦め捕ることができるでしょう。

 しかし、それが一体全体日本のためになるのでしょうか。老人は過去の経験・知見をもとに判断します。しかし、現在の世の中は過去の経験・知見もとに判断できない世の中です。

 判断できない世の中を昔の知恵で無理やり判断すると日本の進路は大きく間違います。

 江戸時代から老人は隠居して、後進に道を譲のが日本人の知恵です。俺が俺がと言うのは我儘以外の何者でもありません。

 スズキ自動車の会長さんも、やはり俺がでないとダメというわけで再登板してます。ダイエー創業者の中内功さんも最後まで一線を退かず、最後は会社はなくなってしまいました。

 クロネコヤマトの小倉康臣さんは、キッパリと一線を退き、会社は隆盛してます。このような雲の上の人ばかりでなくとも、後進に道を譲ることは社会の発展のためにも必要な施策です。

 新国立競技場建設、五輪エンブレムも森喜朗さんの組織を無視した横槍でゴチャゴチャになってます。

 東芝もいつまでも退かない社長、会長の意向を無視できず、ガバナンスがムチャクチャになってます。

 このような話は、国民にとっても関係のない話ではないのです。絶えず新しい血をいれ澱みをなくすことは必要です。絶対的権力は絶対的に腐敗すると昔から言われてます。特に国会議員、県会議員、市会議員など権力が集中するところには、特に必要な施策です。

 死ぬ直前まで人に指図をして現役でいたいものですが、これは、腐敗することと、新しい考え方を阻むことで二重の意味で古来老害といって戒めてきたものです。

中国故事に曰く「久しく尊名を受くるは不祥なり」と。晩節を汚すではなく、長すぎたのです。

 

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