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2017年9月 8日 (金)

憲法9条では日本は全く守れない

 テロ国家北朝鮮の対応を見てますと、日本が武器での進攻を放棄しても、全く関係なく、米国の手先の日本を攻撃すると公言してます。核をもって米国、韓国、日本、中国を恫喝する北朝鮮はテロ国家の典型です。

 憲法9条は、

 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 前項の目的を達するため、陸海空軍その他戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

としています。

 しかし、日本がどう考えようが、他国には、他国の考え方があります。北朝鮮は、国際社会で名誉ある地位を占めたいともがいています。

 いったい憲法9条を金科玉条としている方は、玄関に「戦争放棄、平和主義、北朝鮮よ目覚めよ」と護符を貼って、どの程度効果があるのか試してみては、いかがでしょうか。おそらく鴻毛よりも軽く扱われまったく効果はないと思います。

 争いたくない気持ちだけでは、核ミサイルをもって恫喝するテロ国家指導者金正恩とは対決できません。北朝鮮国営放送は、「日本列島をわが国のICBM(大陸間弾道ミサイル)が飛び越えても正気に返らない日本人に有効な一撃を加える必要がある」、「日本列島は核爆弾により海に沈められなければならない。日本はもはやわが国の近くに存在する必要はない」と明言しているのです。日本の憲法など一顧だにしません。羹に懲りて膾を吹いて神学論争に明け暮れてきましたが、金正恩が出現して、一挙に現実に引き戻されています。

   日常的に体験してますが、成人の相手を変えることはほぼ不可能です。血を分けた息子、娘でも変えることはできません。一つ屋根で暮らした兄弟でも財産相続で骨肉の争いです。ましてや、暮らしも、育ちも違うアカの他人の敵対する隣国を変えるなどだれが見ても不可能です。

 日本は昔から島国ですので誠を尽くせば理解し合えると考えガチですが、完全な幻想です。日中戦争の殺戮の負い目もあって中国に日本の技術のノウハウを伝授しましたが、一度争いが起きると中国全土の店舗、工場で焼き打ちにあったことを忘れましたか。

 日本と中国は完全に尖閣諸島を巡る領土争いにおいて会的進路上にあります。日本の頼みの綱の米国も弱小国である北朝鮮すら攻撃できません。ましてや強大な次期覇権国家の中国と争うなど夢物語です。しかし、如何に強大であろうが、日本は、中国に屈して、奴隷になる訳にはいきません。米国は人権だの唱える国ですから属国扱いで許されましたが、中国に負けることは奴隷になることです。

 日本は、強大な米国の庇護の下で、盾の役割のみで生き延びてきました。軽武装国家として他国の庇護の下で経済発展のみに専念できました。しかし、米国の権勢は衰えたのです。「シャバに出たくない囚人」は元々無理があるのです。自分の国は自分で守るしか道はないのです。攻撃型空母などは中国に対抗するには当然で、小池都知事が主張するように核武装するしか中国、米国に対抗する道はないのです。北朝鮮の気持ちが分かりますか。

   我が国憲法は、日本は侵略をしないと宣言しましたが、それにより隣国も侵略をしないという保障は何もありませんが、エイヤママヨ相手を信頼して一切の戦力も保持しないし、交戦権も放棄したのです。誰が見ても、日本の憲法9条により、相手を束縛することは不可能なのです。

   日本人1億2千万人の命がテロ指導者金正恩に完全に握られているにも関わらず、我が国は攻撃どころか、北朝鮮のミサイル1100発に対して防衛もできない状態です。まったく米国頼みですが、米国も小国相手にグダグタです。年間67兆もの国防費は使いながら、少し強い相手では、米国は、全く役に立たない。しかも、トランプは、米国には届かないと極東の話に過ぎないとしてます。悪いことにトランプは、東洋人を見下す白人至上主義者なのです。

   日本が平和憲法即ち日本統治装置として設定した憲法は、米国が世界のGNPの半分を占めて圧倒的な力を有していた時には、有効に機能しました。しかし、時は過ぎ覇権国家米国は、超大国中国に覇権を譲ろうとしています。

 護憲派は、憲法9条があるから日本の平和は守られたと考えますが、完全な誤りです。日本は、米国の属国と引き換えに広大な国土を米軍基地に提供し、見返りに日本を攻撃することは米国を攻撃することになることで日本の安全を守り通したのです。米軍基地は言わば周辺諸国への人質なのです。紆余曲折もあり米軍の基地駐留経費(約1兆円)の負担もしてますが、日本の資産を守る経費です。トランプに言われるまでもなく当然の経費なのです。

 もし思いやり予算を日本の自衛隊に回していたらと考える向きもありましょうが、無理な話です。そもそも日本統治装置としての平和憲法の下では、そもそも有効な防衛策を講ずること自体、不可能でした。

 ここに至ってもなお、衰退する米国にすがることは無理があります。米国は、今や見えも体裁も捨てて、他国のことなど知ったことか、アメリカ第一だよ、アメリカファーストと言っています。米国はあまりに搾取されすぎた。他国ににも負担を求めると宣言しています。世界は、米国一強から、多極化しているのです。次期盟主は我が国といわく因縁のある中国なのです。

 なお、旧時代の宗主国である米国が無邪気に日本を守ると判断することは、かなり無理があるのです。世界の各国同様、自国で生き方を模索しなければならない時代なのです。米国は、自国にとって必要であれば、日本を切り捨てる時代なのです。

   北のミサイルによる日本上空通過は日本に対する挑戦などと考える輩もいますが、日本の頼みの綱の米国がグダグタの状況では、北朝鮮、中国は日本などいつでも、どこでも絶滅させることができると考えています。ですから北の金正恩様と対等に話すなど100年早いと言われます。

 また尖閣諸島魚釣島を巡る人民解放軍とも対決できません。対立は、希少な財貨・サービスの獲得を巡る人類の生存競争の一コマだから根絶はできません。金正恩、IS戦士のように人命を賭しても引かない対立はどうしますか。あくまで平和主義といって倒れますか。

 日本国憲法は、絶対的平和主義を想定していました。右の頬を叩かれたら、左の頬を出せ、相手が倦むまで叩かせろというものが本来の趣旨です。妻、娘さんが強姦され、財産を奪われても、それでも戦いはしないというものが本来の趣旨です。非常に過酷なことを国民に要求しているものです。

 絶対的平和主義を歴史上成功させた例は、インドの独立があります。マハトマ・ガンジーが無抵抗主義を貫き、大英帝国に心理的圧力をかけて独立を勝ち取ったものです。しかし、インドも現在は核武装をしており、絶対的平和主義を捨てています。持たざる者が強大な国に対抗する手段としてはあり得ても、膨大な資産を有する国の防衛として機能するかは全くの未知数です。

よって、日本国は、現在は解釈を変えて生存権はある、よって自衛はできると解釈しています。

 もし米朝戦争が始まり、東京、大阪に水爆が打ち込まれ、数千万人が死亡しても、日本は北朝鮮に乗り込んで敵討することは出来ません。憲法で「国の交戦権は、これを認めない。」としているからです。日本は宣戦布告することを憲法で禁止しているからです。あまりに理不尽です。

 北朝鮮の考える社会は、覇権国家米国により、いつでも、どこでも、どのようにも転覆させられるような国ではありません。万人による万人のための万民のための国家を思い描いてます。

 北朝鮮の描く国家観は、私有財産否定の国家観です。米国、日本の描く国家観は、私有財産絶対の国家観です。そこには、相容れない世界観の違いがあります。

 日本国憲法は、様々な価値観が交錯する世界で、戦争はコリゴリです。取り合えず、戦争は放棄しますので適当にやって下さいという極めて無責任な思想に基づく憲法です。

 人間の世界ですから、「騙し」が基本です。世々を経れば生きることは切り結ぶ太刀の下をかいくぐるようなものだと、誰でも認識する世界です。およそ地球上に存在した生物で最も邪悪、狡猾な生き物が人類です。なまじ洞察力があるために戦いは熾烈となり、欲のためなら、自分が生き残るためなら、平気で他人を陥れ、殺します。人類が人類である限り、この本質は、普遍です。

 身の回りを見ても、希少な財貨、サービスの獲得を巡る争いに満ちています。これは、親族間においても例外ではありません。相手を信頼し過ぎることは極めて危険であることは体験的に人類は知っています。

 しかし、どうして、他国との財貨、サービスを巡る争いにおいては、他国に絶対的全幅の信頼を置けというのか不思議に思いませんか。それは、占領政策の一貫として日本国憲法は、日本統治装置として置かれているからなのです。米国に二度と刃向かえない仕組みとして憲法に組み込んだのです。要するに「守らせてもらえない」状態にあります。その心は飼い犬に噛まれたくないということでしょう。専守防衛という歪な武器体系も、ここに原因があります。

 人類は全ての悪徳の権化(体現したもの)です。70年、80年生きれば理解できます。バカでも90年生きれば人類が悪徳の権化であることが理解できます。権化が理解できない方は、生まれ変わりと言い換えて下さい。生まれ変わることで悪徳がより先鋭化しているのです。現在の人類70億が核戦争で絶滅は絵空事ではありません。それは、地球史上最悪の邪悪な生物らしい終わり方です。

 中々理解できない方は、人類がどれほど邪悪な生き物か理解できる書物があります。「殺戮の世界史」と言う本です。市立図書館に行って読んで下さい。人類の邪悪ブリが理解できます。

 自己の味覚を満たすためにのみ、年間560億頭も屠殺する人類に全幅の信頼を置くなど気違い沙汰です。初代米国大統領のジョージ・ワシントンは、「外国の純粋な行為を期待するほどの愚はない」と言ってます。

 その世の中で、勝手に戦いから降りました、後は適当にでは、後世の国民に対して余りに無責任です。そんなことは、できる筈もなく、矛盾は一身に自衛官が引き受けてやってきました。

  現在でも北朝鮮のようなチンピラ国家には、在日米軍の人質は有効です。しかし、人口14億を有する次期覇権国家中国に対しては、必ずしも有効ではありません。北方領土を巡りロシアと争い、米国にとって訳のわからない尖閣諸島を巡る日中の争いに米国を巻き込むなど空想にしかすぎません。

 戦後72年目にして安倍総理が、それはおかしいと始めて言い出してます。戦後72年色々な総理大臣が就任しましたが、安倍総理が正面切って変だと始めて言い出しました。加計、森友など色々非難され問題もありますが、安倍総理は、この一点だけでも、やはり偉大です。

※テロ国家北朝鮮に対する米国の態度を見ていると、尖閣諸島魚釣島を巡る紛争では、到底米国の武力を借りることはできない。中国に一気に占領されると、その状態で固定され、米国は調停役に回ることが想定できます。小国の北朝鮮相手でもグタグタしているのですから超大国中国ではとても役に立ちません。日本は極めて危うい状態に置かれています。

 初代米国大統領のジョージ・ワシントンは、「外国の純粋な行為を期待するほどの愚はない」と言ってます。この言葉の意味を噛みしめる必要があります。古今東西の真理なのです。

補足1

 日本共産党は、北朝鮮の共産主義思想に対して、マルクス・エンゲルスに基づく共産主義とは縁も縁もないと公式声明を出すべきです。

 北朝鮮の共産主義は、絶対王政に、日本の天皇制を混ぜたような3大世襲の極めて人民を無視した体制です。このような無様な共産主義を名乗るような国家に対しては、日本共産党は、断固糾弾すべきです。

補足2

元日本共産党の重鎮の筆坂秀世さんがJBプレスで言ってます。

 「自衛権というのは、国連憲章51条でも認められているように、急迫不正の侵害に対して、武力でそれを排除する国際法上の権利である。つまり、自衛権があるということは、自衛のための一定の武力の保持が許されるということと、ほとんど同義なのである。

 自衛権はあるが、自衛軍は持てないなどという憲法解釈は論理的にも、現実政治に照らしてもあり得ないのである。

 護憲派は、自衛隊合憲論の立場に、公然と方向転換すべきなのである。自衛隊は憲法違反、日米安保条約は廃棄などと言っていては、到底、改憲派に太刀打ちできないであろう。」元記事 護憲派の論理の「死角」 道理を述べてます。

要するに国の危機に際して、神学論争に明け暮れてはならないと警鐘を鳴らしています。

国連憲章51条

この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事
会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権
利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国が措置は、直ちに安全保障理事会に報
告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持又は回復
のために必要と認める行動をいつでもとる
この憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。

Article 51
Nothing in the present Charter shall impair the inherent right of individual or collective self-
defense if an armed attack occurs against a Member of the United Nations, until the Security
Council has taken measures necessary to maintain international peace and security. Measures
taken by Members in the exercise of this right of self-defense shall be immediately reported to
the Security Council and shall not in any way affect the authority and responsibility of the
Security Council under the present Charter to take at any time such action as it deems
necessary in order to maintain or restore international peace and security.

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日本は、戦争ができると思ってませんか。無理です。

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