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2020年6月28日 (日)

高齢者が書く、高齢者の特性について

高齢者の特性

 以下に掲げる特性は、すべての高齢者は大なり、小なり経験していることです。人間が長く生きると男女を問わず貴賎を問わず必ずなる特性ですから若い方も参考になる筈です。およそ若い方は想像もできないことばかりです。能書きばかりの講釈で中身のない釣りの記事と違い中身ばかりです。

1 耳が遠いので大きな声になる。テレビのボリュームを40位で見る。

2 目が悪いので汚いことが気にならない。また、視力が弱くなり昼間でも部屋では電灯をつけないと暗く感じる。字が見えなくなり読書もしなくなる。針に糸を通すことが難しくなる。同じ服装を何日も着ても汚れが目につかない。食器をテッシュで拭いて綺麗になったと思い食器棚にしまう。目が見えないので、包装を解く場所が見えず、開けることが難しくなり、至る所にハサミを置いて強引に開ける。

3 体が乾燥してカサカサ肌になる。爪も乾燥して厚くなる。指の皮膚が固くなりケバだち、ヒビ割れする。体が硬く、足の爪を切ることが容易でなくなる。爪が厚く、固いのでペンチで切る。テレビ通販で爪ペンチ、電動爪削りが売れる所以です。高齢者は足の爪を切るのも一苦労なのです。

3-1   足の脛など心臓から遠い部分の皮膚がヒビ割れする。

4 関節が固く、体が自由にならず、座ったり、起きたりすることが億劫になる。部屋が片付かない。一度着た服装をタンスにしまう。洗濯しては、もったいないから。掃除機が重くなり使わなくなる。少し高い踏み台に乗るのが怖くなる。階段に登るのが怖くなり、二階を利用しなくなる。

4−1 腰回りの関節、筋肉が固くなり、肛門に手を回すのが苦痛になる。

4−2 靴下、靴を履くのも一苦労です。玄関に長い棒状の靴べらを用意する。玄関に腰掛けを用意する。片足立ちで靴を履くと危ないからです。

4−3 自分の体を自由に動かせるのは若いからです。高齢者になると自分の体は自分の思うように動かせなくなります。

5 睡眠時間が短くなる。夜中に起きてゴソゴソしだす。夜も6時から7時頃には床につく。

6 唾液腺の分泌が弱く、よくお茶を飲む。

7 目が乾燥して、ショボショボする。免疫機能も弱くなり、目やにがでるようになる。また白内障になりやすくなる。

8 膀胱が固くなり、すぐに尿意を催す。夜中に何度もトイレに行く。バス旅行もトイレが近いので敬遠しだす。

8−1 前立腺が肥大化しだし、尿が出にくくなる。

9 前頭葉が縮小しだし、怒りがコントロールできない。涙もろくなる。

10 心臓の拍動が弱くなり、末梢の血管を圧迫するきつい下着が苦痛になる。体を圧迫しないゆるい下着、服装を好む。服装のウェストのゴムが強い圧迫として感じる。

11 大胸筋、乳房が衰え、基礎代謝による発熱作用が弱く、首筋まわりが寒くなり、スカーフなどを巻くようになる。

12 お尻の筋肉が衰え、基礎代謝による発熱作用が弱く、冬期は、お尻が寒くなる。厚手の下着が必須となる。

12−1 筋肉全般が衰え、かつ関節も硬く、座敷などで一度腰を下ろすと立ち上がり苦労します。最初はつかまり立ちで、もっと老化が進むと自分一人では立ち上がれなくなります。

12−2 足腰が弱くなると片付けができなくなる。家の中がモノで溢れかえる。老人は手元になんでもおいて過ごす。それで溢れかえると、場所を変えて手元に何でも置きだす。まるで焼き畑農法のようなものです。当然家の中は、足の踏み場もなくなる。また大量にまとめ買いして、当然食べれないのでソファの下などに潜り込まして片付けた積りです。忘れて腐ってウジが湧く。

13 頭髪が薄くなり、血流も弱いので厳寒期は、頭が寒くナイトキャップが欲しくなる。

14 皮膚感覚が鈍くなっており、熱い湯を好む。若い方が暑いと感じても老人は、寒いという。夏場、部屋を閉め切って過ごし熱中症になりやすい。老人が子育てすると子供も弱くなる。

15 嗅覚が鈍くなっており、異臭が気にならない。自分のオナラも臭わなくなる。

16 味覚が鈍くなっており、味付けが濃くなる。

16−1 消化能力が弱く、特に脂肪分の多い食物は胸焼けする、消化不良になりやすい。カレーライスやハンバーグをバカバカ食べれるのは若いからです。

17   基礎代謝が低いので、少し食べてもすぐに太る。お腹回りに脂肪がつき、足が細いバランスの悪い体型になる。

17−1 体温調節機能が衰えて、季節の変わり目など急激な温度変化に順応しずらくなり、体がだるく不調が続く。気温18度くらいで手先の爪が白くなる。反対に夏季は、発汗作用が鈍く体温がこもり易く熱中症になりやすい。室温計で温度の確認が必要となる。

18 記憶力が弱くなり、昔のことを繰り返し、繰り返し話したがる。家庭内にある小間物2万点の管理ができなくなり、同じものを何度も購入して、身の回りに積み上げる。

19 関節、筋力が弱り、二階に上がらなくなる。僅かの段差につまづく。足が上がってない。

20 全身の機能が老化しており、暑さ、寒さに弱くなる。老人ホームなどは、年中25度に維持してますが、老人が耐えれる温度が極めて狭いのです。22度位で寒い、寒いといだします。10度以下ですと、手足の先が白くなり痺れだします。夏場でも鈍感ですから、部屋を35度位にしても暑いと気づかず、熱中症でなくなってます。若い方と同居するとトラブルの元です。

21 若い頃の運動神経の記憶が残っているので、何でもできる筈と思っているが体がついていかない。年寄りの冷水といいます。屋根に登って雪下ろしをして落ちる。

22 用心深くなり、人を信用しなくなる。お金を大事にして使わない。大して欲しいものがなくなる。

23 プライドが高く、息子、娘、年下の若い人の指示に中々従えない。

24 脳の老化により脳の働きが鈍く、当意即妙に切り返すようなことが苦手となる。若い芸人はタダうるさいばかりに感じる。また、記憶力が弱く、新規に新しいことへの挑戦が難しくなる。

25 海馬(短期メモリー)が縮小し、すぐに忘れる。簡単な足し算もできなくなる。長編小説は読めなくなる。集中力が続かず、登場人物、筋を忘れてしまいます。また、目も悪いので小さな字は、疲労感が一層増します。

26 次から次へと機関銃のようにシャベるテレビがおもしろくないと感じ、テレビを観なくなる。頭がついていきません。(普通の高齢者が、このように感じますが、認知症の患者は、身の回りが、ものすごいスピードで動いていると感じるそうです。高齢者の周りでは時間がユックリ動いています。)

26−1 老化が進むと漢字、九九を忘れる、子供の名前、配偶者の名前は勿論、自分の名前も忘れます。少し補助すると思い出しますが、後天的に獲得したものはすべて忘却の対象になります。しかし、感情は若い頃と全く変わりません。決して馬鹿になった訳ではありません。後天的に獲得したものをなくしても人間の喜怒哀楽、言語による思考もできます。若い頃の記憶を呼びも戻すこともできます。

25−2 顔の認識能力が弱くなっており、自分の息子でも知らない人に見える。名乗れば思い出すこともある。

27 若い方の新しいヤリ方が気にくわない。自分がついていけないから。

28 駅の改札、レジなどで財布から小銭を取り出すのが遅い。これは、指先が器用に動かずかつ適正な小銭を取り出す計算が遅いためモタツクものです。また、毎日が日曜日で時間に関係なく暮らしているために、テキパキと処理する習慣がなくなっている。故に街へ出ると皆さんが時間で動いているためにペースが異なり老人も緊張し、疲れる。時々、俺を舐めるなと怒り出す人が出るのも理解できなくはない。

29 新しい機器の操作が困難、普段の使用している温水便座と違った形の便座に座ると矢継ぎ早に操作をする結果、機器が動かないと勘違いして使用を諦める。次にトイレットペーパーはツルツルのエコタイプですと、老人の手は乾燥し、かつ目が悪いために端末を見つけることができない。結果諦めて手をケツを拭いて、壁で手を拭う。あとは知らんぷりで手の爪にはウンチがベットリついている。本人は鼻が悪いので臭わない。

30 携帯電話などは使用しない。もっぱら固定電話に頼る。ところが家庭用固定電話は普通は手元にない。呼び出し音を数回ならして出ないと大騒ぎする。電話番をしている訳でないので少しゆっくり立ち上がり電話口にゆくと、切れる。これを数回繰り返す。そして大騒ぎする。年寄りだからユッタリするかと思うと違う、直ぐに機器が反応しないと故障、直ぐに電話口に出ないと何かあったとなる。

31 高齢者は内蔵が衰えており、車の急な発車、停車で酔います。相当にゆっくり発車、停車、ブレーキはソフトにしないと酔います。高齢者が酔うと、嘔吐しオナラをして便をもらして後始末が大変です。小学生低学年生徒がバスなど車の発車停車に弱いのと同じ原理です。

32 朝起きてもスッキリしない。体が重く感じだす。早い方だと70台から、遅くとも80台までには経験します。このような状態では、少し体を動かしてもすぐに疲れるので休み休み作業するしかない。ある日突然に止まる訳ではない。少しずつ衰えるものです。人間は永遠には生きることはできない。

33 夜中に起きると、ここがどこだか分からず、トイレをしたいが、トイレの位置は当然分からず、電灯のスイッチの位置もわからない。あたりは暗くウロウロしているうちにトイレが我慢できなくなり、ママヨと暗闇で放尿する。それを家族が見つけて怒る。

 これに似たような感覚は、若い方も体験しています。日中に寝た場合に、夜に起きることがあります。感覚では寝れば目が覚めれば朝の筈なのに夜なのです。あれ寝過ごしたと焦ることがあります。自分の感覚と現実の調整に一瞬戸惑うことが誰でもあります。

 

 

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